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いつもの朝ごはん [ごはん]

年に一回の更新になってしまった。
まあ数年に一度よりマシかな。

いつもの朝ごはん。

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朝食をとるのは私だけで、しかも朝が遅いので簡単にパンで済ます。

自家製パンに載せるのは
①自家製黒豆スプレッド+自家製ザワークラウト
②自家製サワークリーム+自家製柚子ジャム

たまに柚子ジャムが金柑ジャムにとって変わるくらいで、ここんとこ定番のパターン。

特に気にいっているのがこの冬に思いついて作りだした大豆スプレッド。
作るのは至極簡単で、茹でた大豆や黒豆に、ねり胡麻、オリーブオイル、塩を適当に加えてフードプロセッサーででペーストにしただけ。
パンに塗るのを目的とするので、ひよこ豆で作るフムスなどより固めに作る。
日持ちはそこそこなので、作ったら小分けにして冷凍する。

ザワークラウト、といってもただの千切りキャベツの漬物だけど、少し塩して瓶にぎゅうぎゅう詰めとくだけ。しばらくすると乳酸発酵してうま味が増す。

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サワークリームは生クリームにヨーグルト少しまぜて人肌温度で発酵。(シャトルシェフ利用)

柚子ジャムは汁を絞った後の柚子でごく甘さ控えめで作ったもの。

以前のように何でも手当たり次第?手作りしてみるなんてことはなくなったけど、どうしても市販の味では満足できなかったり、そもそも売ってないものも多い。

年々、スーパーやコンビニの売り場には驚くほど加工食品の種類が増えていてなんかすごいことになってる。入れ替わり立ち替わり便利なものがいっぱい出てきて、わざわざ食事を手作りする人はこれからますます減っていくのだろうな。
何だかもったいないなぁと思う。
素性のよくわからない加工品に自分の味覚を合わせるより、自分で素材を選んで、自分の舌に合わせて作る方がきっと身体にも良いと思うし、お財布にも優しいし、脳トレにもなるし、何より楽しい。
とはいえもっと年を取って色々なことが自分でできなくなってきたら、ありがたく出来合いに頼らせてもらおうと思う。でもまがりなりにも頭と手が動く間はせっせとごはんを作りたい。
それができることは本当に幸せなことだと思う。
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数年ぶりの更新 [ごはん]

20年以上前に手作り食品テーマのウェブサイトを作っていたが、かれこれ10年以上放置していた。1月末にそのSo-netのウェブサービスが終了になり、そのまま消滅させた。ただデータはローカルで手元に残っているので、ひとり読み返して思い出に耽ったりした。記録として老後の楽しみにもなるかも?と思って書いていたとこもあるけれど、そろそろその老後も近づいてきている現実に愕然とする。

そこにリンクしていたこちらのブログもほぼ放置状態だけれど、今日思いついたように更新してみようかと思う。

コロナ前と後で食生活が変わったことなど。

夫と二人暮らしだが、以前は昼間は一人のことが多く、昼食はとくに作らずに適当にパンとかおやつみたいなものを食べて済ますことが多かった。基本的に炭水化物、糖質主体で、しかもちょっとずつダラダラ食い。これはまずいなーと感じつつもなかなか改善できずにいた。

それが今は夫が基本在宅ワークになり、一緒に規則正しい食事をするようになった。
夫は朝食を摂らないが、私は軽くパンを齧る。そして昼食は具だくさんの味噌汁とご飯、前日の残りおかず、漬物、納豆など、一汁ニ、三菜ちゃんと食べるようになった。しっかり食べることで間食が減った。おかげで微増傾向にあった体重ももとに戻った。
今は一人の時でもちゃんとおかずを食べるようになった。習慣ってすごい。

ちなみに今日の昼ごはん。

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味噌汁(ごぼう、大根、しめじ、ブロッコリの茎、油揚げ、いりこ、自家製麦味噌)
玄米入り飯
鯖ミンチフライ(ひじき、大豆入り)
茹で鷄サラダ
茹でカリフラワー
イカ刺し
大豆もやしナムル
白菜漬け
納豆

今日は一汁五菜くらいあってやや豪勢だが、昼に作るのはいつも味噌汁だけで、おかずはだいたい前夜か前々夜の残り物、もしくはそれより前の冷凍保存品なのであった。それを見越して夜は少し多めに作る。

既製品はあまり使わず、相変わらず手作りするのが好きであるが、その分余計な手間はなるべく省きたいところ。
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梅しごと [保存食]

梅雨とは本当によく言ったものだ。
雨に打たれてみるみる梅の実が熟していく。
8年前に植えつけたわが家の梅も、剪定以外は手間をかけてないにもかかわらず、2、3年前からそこそこ実をつけるようになり、おかげで梅を買うことがなくなった。

大梅と小梅を1本ずつ植えている。
小梅は「小粒南高」。今年はじめてまとまった量の収穫ができた。

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こちらは熟すのが早く、5月の下旬には熟した梅からぽろぽろ落ち出した。
それを拾っては少しずつ塩漬けしていた。
これを続けて完熟梅だけを漬けていければいいのだが、山口と福岡の二重生活をしているとそうもいかない。しばらく自宅を空けてもどってきたら、梅の実がぜんぶ落ちていてショック・・・なことがかつてあった。
それで家を空ける前に残った梅を全部収穫して塩漬けしたのが2週間前。塩分はいつも梅の重量の15%。

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そして先日、地物の赤ジソをひと束買ってきて、揉み入れた。
もうひと束追加しとこうかな。

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熟した梅が落ちる少し前に、まだあまり実の太らない未熟果が自然落果するのだが、それももったいなくて拾って塩して冷蔵庫に入れていた。これが思いのほか美味しいカリカリ梅になって得した気分。

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一方の大梅は「紅さし」という品種。なんでも福井県の品種らしい。よく山口で育ってくれている。
こちらは梅雨に入ってから少しずつ落果しだした。
粒も大きくて、果肉も柔らかく、本来は上等な梅のはずなのだけど、薬剤を使わないのでソバカスだらけで見てくれが悪い。去年はほとんど梅干しにしたけれど、ほぼ手つかずの状態で残っている。

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去年ほどの量ではないが収穫するとそこそこの量があり、一部は梅シロップにし、一部は友人にもらっていただき、残りはジャムにした。

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実は過去に梅ジャムを作った記憶は数えるほどしかない。
10年以上も前だろうか、買ってきた青梅で作った時はあまり美味しくできなかった。未熟な固い梅を十分にアク抜きせずに作ったためと思う。

3年前、福岡から帰ってきたらぜんぶ実が落ちていたのはこの紅さし梅であるが、その黄色い実のなかからまだなんとか食べられそうなものを泣く泣く拾い集めてジャムにした。
この時はさっと一度だけ茹でこぼしただけだったと思うが、まるで杏ジャムのような黄色の美味しい梅ジャムができたのだった。

その3年前のジャム(左)が冷蔵庫に一瓶残っていた。
今年の(右)と比較してみる。

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同じ梅なので味は似ているけど、今年の青い(抹茶色?)ジャムは、より爽やかな風味。

今年の梅ジャムの記録。

しばらく水に浸けておいた梅を、たっぷりめの水に入れてゆっくり茹でる。
すぐに火が通って、沸騰する前から皮が破けて溶け出しそうになるので要注意。
茹で汁を嘗めてみると、酸っぱい。でも渋みとかはあまり感じない。色はまだ青いけれど、実はほぼ熟しているせいだろう。

ジャムは2回作ったのだが、最初は茹でこぼしを1回、2度目は2回やってみた。
結果、2回茹でこぼした方が、酸味が減った分、優しい味わいになったように思う。
でもたまに本に書いてあるように、3回も4回もする必要はないと思われる。もちろん梅の熟度や種類によるだろうけど。

トロトロになった梅を、軽く水にさらしてから鍋に移し、手でむにむにして種をとる。
この作業、面倒くさいけど、けっこう気持ちいい。アルカリでなくて酸なので手も荒れない。
種をとった梅の果肉は、自然に裏ごししたような状態になっているので、あとは好きなだけのグラニュー糖を入れて火にかけ、好みの濃度に練り上げるだけ。

ジャムを作る時、砂糖の量を量ることはまずない。いつも味を見ながらその時の気分で作る。
今回も、梅のすっぱい感が損なわれない程度の甘さにしたつもり。(それでもけっこう入るけど)

ちなみに梅の茹で汁は、クエン酸たっぷりなので、石けんシャンプー使用時のクエン酸リンスとして使ってみた。ほのかに梅の香りがただよっていい感じであった。あまり日持ちはしないだろうから、冷凍してとっておけばよかったなぁ。

まだ実は少しだけ枝についたまま残してある。福岡に行く前にもう一度ジャムを作れそうでもあるが、欲張らず、落ちるに任せておくのも有りかもしれない。
もったいないと思うのはこちらの都合であって、梅にとってはむしろ人間に食われるより、落ちた実がその場で土に還って養分になる方がありがたいだろう。
ひいてはそれが来年の収穫につながるだろうし・・・。あれ、やっぱり人間の都合かな?


苗は確かこちらで買いました。







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アイスランドの旅(2) [旅]

ええっと、旅行からはや半年が経ってしまい、旅の記憶も徐々に忘却のかなたへ移りつつあります。

さっさと画像だけでも載せておこう。

アイスランドの2日目はゴールデンサークルのバスツアーに参加。
いずれのツアー会社もそうだが、宿までの送迎があるので便利なのである。

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シングヴェトリル国立公園で地球の割れ目を歩く。

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有り難くてもコインを投げてはいけません。
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途中、アイスランド馬とも触れあう。

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手から草をはみはみしてくれて幸せでした♡
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コロコロしたアイスランドの羊たち。
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グトルフォスの滝。
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有名なゲイシール。
スロックル間欠泉の吹き出しを待つ人々。
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動画も撮れたけれど、おバカな声が入っているので投稿は避けます。

これは小ゲイシール。
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最後に寄った滝。
この日はお天気がいまひとつだったのが、最後のこのあたりでようやく晴れてきて、美しい滝の写真が撮れた。

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ツアーを満喫し、帰ってからまたレイキャビクの町をぶらぶら歩く。

かわいい首相官邸。
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チョルトニン湖で憩う野鳥たち。
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夕食はハットルグリムス教会前のレストランで。
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次の日はブルーラグーンです。しかし更新は果たしていつになるでしょう?



(・・・結局更新は叶いませんでした。われながら残念です)
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アイスランドの旅(1) [旅]

9月下旬にアイスランドに行った。
大幅なライムラグがあるが、あたかも牛が胃袋から食べ物を反芻するように、脳みそから旅の記憶を取り出して、再度楽しみつつ記録してみたいと思う。

旅程:
1日目 福岡→羽田→フランクフルト(泊)
2日目 フランクフルト→レイキャビック(泊)
3日目 ゴールデンサークル 日帰りツアー
4日目 ブルーラグーン(泊)
5・6日目 レイキャビック(泊)
7日目 レイキャビック→オスロ(泊)
8日目 オスロ→コペンハーゲン船旅(船中泊)
9日目 コペンハーゲン→フランクフルト→羽田
10日目 羽田→福岡


出発の日、福岡発のフライト時刻を1時間勘違いしていて(二人とも)、あやうく乗り遅れそうになりつつも、事なきを得、無事にフランクフルトに到着し、空港隣接のホテルにチェックイン後、市街へ繰り出してとった夕食。

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Apfelwein Klausという、わりと繁華街にあるリンゴ酒酒場で、ソーセージの盛り合わせだろうと適当にプレートを頼んだら、ソーセージには違いないがレバーヴルスト(レバーペースト)だったりして、パンなしで(機内食でかなりお腹いっぱいだったため)濃厚なペーストを頑張って食べる。
リンゴ酒は、以前ザクセンハウゼン地区のリンゴ酒酒場で飲んだ自家製っぽいリンゴ酒とは違い、メーカー品の飲みやすいタイプだった。

翌朝、ルフトハンザでレイキャビックへ。

空港から市内へはバスで40〜50分の旅。
空港バスFlybusは、レイキャビックのバスセンターでミニバスに乗り換えて、指定の宿泊施設まで送ってくれるので大変便利である。
Mengi Apartmentにチェックイン後、お洒落で美味しいベーカリーSandholtにて、お昼がわりのカフェタイム。

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おいしかったなぁ〜、パン。

その後はブラブラ市街地を散策。
街のシンボルハットルグリムス教会も宿から近い。

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教会の中にはわが家の食卓で使用しているのと同じデンマーク椅子がいっぱい並べてあって嬉しかった。

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レイキャビックの物価は高い。外食すると日本の倍以上かかる感じ。なのでこの日の夕食は近くのスーパーBonusで買ってきた食材(スモークサーモン、ハム、野菜等)で簡単に済ませる。でも美味しいパンと、フランクフルトの免税店で買ってきたゼクトやボルドーワインもあったので幸せでした。

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この日泊まったのは半地下の部屋で、通りを歩く人と目が合いそうになったり、ちょっと通気が悪い気もしたけれど、まぁお洒落なアパートです。

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うすあま紅豆湯 [軽食]

あったかいおやつが恋しい今日この頃。

先日また台湾を旅行してきたのだが、ホテルの軽食で食べた紅豆湯が、ほんとに小豆を茹でただけという感じの甘くないもので、それが思いのほか新鮮で美味しかったため、ちょっぴり真似してみた。

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小豆に黒米を入れて炊いてみた。甘さがまったくないとやっぱり淋しい気がして、蜂蜜を少々。
すり胡麻を入れて練った白玉団子をプラス。
できたてはもっとさらっとしていたが、これは二日目の状態。豆の皮が破れて、日本のぜんざいのようにどろっとしてきた。
甘さを控えている分、しつこくないのでたくさん食べられる。たくさん食べるからカロリー的には変わらないか、むしろ多くなるかもしれない。(でも砂糖をたくさん食べるより豆をたくさん食べた方がいいよね。)

小豆は家にあった国産だが、黒米は地元産と台湾産をミックスした。
画像左のまるっこいのが山口産、右の細長いのが台湾花蓮産。

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色・形も少し違うが、風味もちょっと違う。国産の黒米には独特の風味があって、白米に少し入れて炊くだけでかなり紫色になり、ちょっと主張の強いご飯になるが、台湾の黒米を入れて炊いたご飯は、色も香りも小豆の赤飯ぽい感じになった。

穀類では、黒米のほかに、緑豆とか亜麻の実も買ってきた。
どっちも輸入もの(緑豆はオーストラリア産、亜麻の実はカナダ産)なのだが、日本で買うよりはるかに安いので・・・。キノアやアマランサスも割安だったが、あまり欲張らず、また次に買って来ようと思った。

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無添加の干しパイナップルやマンゴーもゲット。こちらはもちろん台湾産。
南国ドライフルーツも砂糖漬けしたものはどこにても売ってるが、ちょい苦手である。甘いフルーツをさらに甘くしてどうする!って感じ。こうした素干しタイプがよろしい。
お酒のアテにしたり、ヨーグルトに入れてふやかして食べたりして美味。

年をとるにしたがって、甘さの強すぎるもの、味の濃いものを避けるようになり、自然な味がいちばんと思うようになってきた。やっぱり古びた身体が身の危険を知らせているんでしょうかね。

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Weckで夏野菜ピクルス [保存食]

少しだけ買い集めて、かつてはジャムなどの密閉保存に使ってもいたWeckのガラス瓶。
ここ数年は長期保存の用途よりも、当座の保存容器としてしか活用していなかったのだが、最近ふとした動機で、本来の用途でもっと積極的に使ってみようと思い立ち、古くなったパッキンを買い換え、瓶も新しいのを少し買い足してみたりしている。

weckを使ったレシピ本などを読むと、応用範囲がけっこう広いことがわかって参考になる。
煮沸して脱気するのに少しだけ手間はかかるが、冷蔵庫や冷凍庫など余計な電力を使わずに手作り食品を保存できるのはやはり魅力的なのである。

ピクルスなどは加熱時間も短く、気楽にできる。

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マイ菜園で穫れたキュウリ、韓国カボチャ、ミニトマト、ミョウガなどを適当にカットして瓶に詰め、りんご酢を水で割って塩少々と砂糖を入れて煮溶かしたピクルス液を注ぎ、マスタード、ディル、胡椒など入れて蓋をし、熱湯の中でグラグラと10分〜15分ほど脱気してできあがり。

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右から2つ目の黄色と緑のズッキーニのピクルスは、1ヶ月以上前に作ったもの。これは去年、友人から大分旅行のお土産でいただいた瓶詰めがオシャレだったので真似して作ったのだった。たまたま同じ商品を福岡で見かけたので手に取ったらけっこういいお値段で、あらためて友人に感謝したのだが、旬のズッキーニが安い時期に自分で作ればたぶん材料費は・・・一瓶30円くらい? ま、お味の方はおいておくとして。

そのお味の方だが、脱気保存の場合、塩や酸を強くしたりとかの保存性をあまり考えなくてよいので、ホントに好きな味で作ることができる。ピクルス液も味をみながら適当に作っているのでレシピなしです。

ぱっと見何が植わっているのかわかりずらいマイ菜園には、上記の野菜のほかに、カラーピーマン、シシトウ、ミニトマト、ツルムラサキなどが生育中。

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梅も今年はけっこう実がついて、4.5キロほど梅干しにした。
無農薬なため斑点だらけで見てくれは悪い。
天日干し中なのは、容器の下の方に漬かってたやつで、あまり赤ジソの赤が染みていない。

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しかし、ただでさえだぶつき気味の梅干し、どうしようかな。
ルックスが良くないので人にあげるわけにも・・・
塩代わりにせっせと使うしかないな。赤梅酢もいっぱいできたし、頑張ってジャブジャブ使おう。




WECK COOKING

WECK COOKING

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 京阪神Lマガジン
  • 発売日: 2011/11/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)






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壱岐ひとり旅 [旅]

5月下旬、壱岐を一泊二日で一人旅してきたときの記録。

博多港からフェリーで2時間20分、料金わずか2,090円(片道)。
ジェットフォイルなら所要時間は半分で、料金はおよそ2倍。
どちらを選ぶからは好みの問題だが、私はデッキで海風に当たったり、船内でゴロ寝ができる低料金のフェリーを無条件に選ぶ。

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10時に出港。フェリーでは、Google mapを見ながら玄界灘の島を確認したり、トビウオが水面をすーっと滑空していくのを関心して眺めたり、本を読んでうとうとしているうちに郷ノ浦港に到着。

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最初は路線バスで島内を巡ろうかと思ったものの、便数が少なくてあまり効率的にはいかないようで、着いた日は壱岐交通の観光バスに乗ることにした。船の到着と接続していて、港でそのまま乗り込める。

平日でもあり、乗客5名のマイクロバスで出発。ガイドさんは島出身の若くて元気な女性。
まずは岳の辻展望台に登る。壱岐で一番の高台で、四方が一望できる。あいにく霞がひどくて視界はいまひとつだったが、壱岐の全体的な地理がよくわかって勉強になる。

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次に訪れたのは、猿岩。

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見事にお猿(ゴリラ?)に見える。横に回って正面から見るとただの岩ではあるのだけど。

それから、湯ノ本温泉を通って、鬼の岩窟と呼ばれる古墳を訪問。

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こんな大きな岩を使うのは鬼の仕業に違いないということで命名されたのだとか。

ところで乗客のうち一人がドイツ人の女性だった。自分の語彙力のなさに打ちひしがれつつもコミュニケーションする。なんでもご主人と日本を旅行中らしいのだが、ご主人はこの日福岡でお仕事とかで、一人壱岐に遊びに来たのだとか。・・・かつて同じような状況で、韓国の観光バスに乗った自分の姿と重なって親近感。

そしてバスは一支国博物館へ。小規模ながら新しい設備のモダンな博物館で、古代壱岐の歴史を紹介する映像や展示があり、展望室からは原の辻遺跡が一望できる。

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バスで見て回っても、かつて訪れた対馬の険しさとは違い、壱岐は本当に穏やかで豊かな(作物が穫れる)島だなと実感する。食料は島内で自給自足ができるレベルとガイドさんが話していた。そしてこの原の辻では、冬の農閑期に発掘調査をやっているという話がまた印象的だった。

最後はお土産屋さんに寄って、郷ノ浦港で解散。
ドイツ人女性は、帰路はジェットフォイルを予約していたが、フェリーのことを話したらそっちに乗りたいとのことで、変更手続きを手伝ってからお別れした。折しも曇り空からお天気が回復していたので、フェリーからきれいな夕日が眺められたのではなかろうか。

私の方は、芦辺港近くの宿を予約していた。当初はバスで行くつもりだったが、たまたま郷ノ浦から他のお客さんの送迎があるとのことで、便乗させてもらえた。

郷ノ浦から20分ほどで、かねや別館に到着。
年季の入った旅館ながら、お掃除は行き届いており、何よりリーズナブルなのが一人旅にうれしい。さらに長崎県の離島で使えるプレミアム商品券「しまとく通貨」を利用したのでさらにリーズナブル。

宿の近所にはほとんど何もないが、小さなスーパーが一軒あり、水を買うついでに、めずらしい壱岐の「がぜみそ(ウニ味噌)」と「ゆべし(柚子味噌)」をゲット。

そしてお風呂に入って一息ついての夕食。部屋食ではないものの、個室での食事で、一人でも気兼ねが要らなかくてよかった。

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壱岐の新鮮な魚貝類がほとんどで、お酒がすすんで困った。
特に感激したのは、海女さんが穫ってきたばかりという新鮮な生ウニ。
一口食べて、遠い昔の記憶が蘇った。子どもの頃の潮干狩りで、親がたまたまそこに居たウニの殻を割って食べさせてくれた、まさにあの味だった。
壱岐に来てよかったな〜としみじみ酔った夜であった。

・・・・・・・・・・

翌日。

宿をチャックアウトして、芦辺港まで送ってもらい、港の観光案内所で、電動アシストつき自転車「壱岐ちゃり」をレンタルする。半日(4時間)で1000円、延長1時間につき300円。

フェリーにマイ自転車を乗せてこようかと考えたこともあったが、壱岐はそこまで平坦な島ではなく、普通の自転車で走るのは厳しいらしい。そこでレンタルした電動アシスト自転車だったが、これがびっくりするほどパワフル。ぜったい普通の自転車では登れない坂もらくらく、すいすい、快適!

ただ気をつけないといけないのは、かなり重量があるので、普通の自転車の感覚で動かそうとすると失敗する。私は凸凹道でこの自転車を引いていている時に、よろけた自転車を支えようとしてバランスを崩し、自転車ごとひっくり返って見事な青あざを作ってしまった・・・。

しかし小回りがきく自転車は島の観光にはもってこい。お天気もよく、景色を眺めつつ、マイペースでのサイクリングは気分爽快。グーグルマップがあれば道に迷うこともない。レンタルして大正解だった。

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月読神社。

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國片主神社。

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顎かけ岩。

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双六古墳。

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笹塚古墳。

これらの古墳はひっそりと奥まったところにある。特に笹塚古墳は木漏れ日のふりそそぐ林の中で、ウグイスやホトトギスの声がごく間近に聞こえ、それだけで厳かな気分になる。石室の中にはコウモリがいることもあるそうで、入ってみたい気持ちは山々だったが、辺りに人っ子一人いないのでさすがに怖い気がして諦めた。
他にも近くに古墳郡があるようだったが、道案内がやや不十分で、迷いそうだったので諦めた。

そしてもと来た道を戻り、この度の一番のお目当てのスポットを目指した。
干潮の時だけ参道が現れるという小島神社。しっかり干潮表で調べてから行った。

すごい!

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潮だまりに残る生き物など眺めつつ、参道を渡る。
島の裏側に階段があり、登ると祠があった。

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その名のまんま、小島の神社。
海の恵みの恩恵を受けて、あるいは海の猛威に晒されながら、日々の暮らしの安泰を慎ましやかに祈願してきた島のひとたちの思いが伝わってくるようだ。

岸辺の防波堤にもミニ祠が設けてあった。

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すっかり心が洗われたところでお腹が空いてきた。
次に目指すは八幡半島のうにめし屋さん。

途中、道を間違えて橋を渡った先は、青島という島だった。
ここにも神社がある。ほんとに壱岐には神社が多い。

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青島神社。

八幡半島で有名なのは、港の海の中に祀られた、はらほげ地蔵。

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しかしお地蔵さんの乗っている台が不釣り合いに現代風で、ちょっと情緒に欠ける?
こっちは満潮の時の方がいいかもしれない。

そばでは海女さんたち(たぶん)が数人集まって、おしゃべりしながらウニを捌いていた。
そして、このすぐ近くのうにめし屋さん「はらほげ」に入る。

お昼のかき入れ時は過ぎたかのようで、観光客らしきおじさん一人と、グループ一組がいるだけだった。みなさん、生ウニが豪勢にたっぷり丼に載った、生ウニぶっかけ丼を食べておられる。昨夜の生ウニの美味しさを思い出し、私も激しく心が動く。
しかし、出張先で(たぶん)汗を流して働いている連れ合いのこと思うと、一人でそんなに贅沢してはいかん!と思い直し、よりリーズナブルな、生ウニの載らないうにめし定食を注文。

これが正解だった。画像はないが、見た目シンプルなウニの混ぜごはんと、アオサのお吸い物と、小鉢。ウニごはんが絶妙な味付けで大変に美味。サイクリングで汗をかいた身体にアオサ汁が染み渡る。掻き込むように食べてしまった。思うに生ウニはお酒と一緒にちびちび食べる方がよい。ほんとにお腹の空いているときにはうにめしの方が吉。(負け惜しみではない)

満足してまた一走り。八幡半島の突端、左京鼻へ。

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道すがらに見た、壱岐牛。

左京鼻には草原が広がって、日焼けを気にしなければゴロ寝して気持ちよさそうだった。
岬の突端は、けっこうな断崖だが柵もほとんどなかったりする。

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そしてここにも鳥居が。

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左京鼻を後にして、芦辺港にもどる道すがら、碧い海と漁船。

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芦辺港でレンタルサイクルを返却し、そばのダイエーで買い物をする。
産直野菜の直売所や魚屋さんが入っていて、とても好都合であった。
壱岐の固い豆腐やら、地物の魚のお刺身や、生ウニやら買い込んで大満足。

夕方のフェリーからは夕日が拝めた。

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そして夕食は壱岐の魚づくし+生ウニ+日本酒で、さらに旅の余韻に浸ったことはいうまでもない。
壱岐は史跡も自然もたっぷりで、想像したよりずっと楽しい島だった。博多からはほんとに気軽に行ける。夏休みはフェリーも超満員だそうだが、ちょっとシーズンをはずせば島にも人が少なくてのんびりできる。温泉もあるし、また機会あるごとに訪ねたいと思う。



フェリーの中で、あるいは旅の予習・復習におすすめの本。


街道をゆく 13 壱岐・対馬の道 (朝日文庫)

街道をゆく 13 壱岐・対馬の道 (朝日文庫)

  • 作者: 司馬 遼太郎
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2008/11/07
  • メディア: 文庫



私の日本地図 15 壱岐・対馬紀行 (宮本常一著作集別集)

私の日本地図 15 壱岐・対馬紀行 (宮本常一著作集別集)

  • 作者: 宮本 常一
  • 出版社/メーカー: 未来社
  • 発売日: 2009/03
  • メディア: 単行本



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台東→高雄→桃園→帰国? [旅]

台湾最終日(5日目)は終日ほぼ移動。

MRTで新左営へ行き、高速鉄道で桃園へ(所要1時間38分)。
シャトルバスで桃園国際空港へ行き、昼過ぎのエバー航空のフライトに乗る。
そして夕刻帰国した先は福岡でも東京でもなく、なんと小松空港だった。

特典航空券で国内でも24時間以内の乗り継ぎが可能なのだが、調べていたら桃園→小松、翌日小松→福岡という素敵な乗り継ぎ便があって、プチ金沢観光ができたのであった。

小松からは空港バスで金沢駅まで移動し、駅前のホテルに宿泊。
狭い部屋だったが高層階で駅前が一望できた。

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夜は目星をつけておいた評判のよい居酒屋に行ってみたものの、あいにく満席で入れず、向かいの居酒屋に入るが、まぁそこは普通の居酒屋であった。

・・・・・

そして一夜明けて、翌日(6日目)は金沢観光。
時は春休み。北陸新幹線開通もあって観光客がわんさか。外国人も多かった。

金沢21世紀美術館を見たり、

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兼六園散策したり、お城を眺めたり、

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桜の時期には少し早かったのが残念。梅の花が残っていた。

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そして近江町市場を一巡し、市の蔵というお店でランチをいただく。

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・・・なんかこうして台湾の弁当とかと比べて見ると、なんとも小綺麗で美しいごはんですね。
実際、お魚がとても新鮮でおいしゅうございました。海外の方々にも喜ばれるはず。

午後に今度はJRで金沢から小松駅へ向かい、小松駅でバスに乗り換えて空港へ行き、

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夕刻のフライトで福岡に無事戻る。
台北、台東、高雄、おまけの金沢観光まで、しっかり堪能させてもらった5泊6日の旅でした。

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台東への旅 4日目 [旅]

4日目のホテルの朝食の一部。
ビュッフェは昨日のホテルに比べると大衆的、団体向けな印象であったが、野菜は多かった。
 
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午前中、ホテルのバンで茶園へのフリーツアーがあったので参加する。

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前日までのあいにくのお天気から解放され、一面の緑がまぶしくて心地よかった。
茶畑見学の後、解説とともにお茶の試飲があった。ただし解説は中国語だったのでほぼ理解できず。
茶園には自転車が用意されていて、希望すれば、かつての日本人村で建物などが残っているという龍田村など、周辺をサイクリングできるように計らってあった。連泊するのならいろいろと楽しみ方がある。

宿にもどって次の予定までちょっと時間があったので、また台湾好行バスに乗って、少し先の初鹿牧場の入り口まで行く。

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時間もなく、入場料が必要だったので中には入らなかったが、草原の向こうに牛たちがいて、観光客が写真を撮ったりしているのを見ると、日本の観光牧場と同じような雰囲気かと思われた。

宿に引き返してチェックアウトし、台鉄の鹿野駅まで送迎してもらい、自強号で一駅の関山へ。

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そして駅前で関山弁当を買う。

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関山といい池上といい、この辺一帯の田園地帯は美味しいお米の産地として有名なのである。サイクリングロードも整備されていて、駅前にはジャイアントのレンタルサイクルの店もあり、のんびり滞在してもよいところだ。

弁当を入手して安心したあとは、また自強号で3時間の高雄までの旅。うつらうつらはするものの、車窓にうつる明るい南国の緑の景色や、見慣れぬ街の風景が物珍しくて、ほとんど退屈することはない。

高雄についたのは夕方。MRTに乗り換えて、宿の最寄りの美麗駅に直行。
2008年に開業したという高雄のMRTは、福岡市営地下鉄並みの規模で路線も大変わかりやすい。

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萌ポスターとか、日本で考えられないような戦争ゲームの広告がばーんとあったりして驚く。

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ホテルDUAにチェックイン後、一息ついてから夜の街に繰り出す。
すぐ近くの商店街をぶらついた後、10分くらい歩いて六合観光夜市へ。

観光客が多い夜市のようだが、道幅が広くて歩きやすく、規模も私たちにはちょうどよかった。

写真は撮っていないが、ここで食べた魚丸湯がすこぶる美味しくて忘れられない。

台湾小吃定番の蚵仔煎(オアジェン)は店でも食べたがテイクアウトもし、また、蚵仔包というカキや卵やニラなどの具の入った揚げ包子を並んで買い(美味!)、他にも貝のグラタン様のものを買って帰り、ホテルで湯あがりにビールとともに食べて、低予算で大満足。

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