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メイボのクリームソース [ごはん]

冷蔵庫に生クリームが残っていて、庭にはディルもあるし、白身魚をクリームソースで食べたいな〜と思って、買い物に行って買ってきたのがメイボ。メイボというのはこのあたりの方言で、標準名はウマヅラハギ

たいてい頭もお腹もとって皮もはいだ状態で売られているので、そのままぶつ切りにして鍋に入れたり、煮付けたりして食べることが多いと思う。でもフィレにして、洋風にクリーム味もいけるかも、と試してみた。

メイボを3枚卸しにするのは初めてだった。といっても内蔵も皮もはいであるのでまな板もそう汚れないし、なんということもない。ただ素人仕事で中骨にけっこう身が残ったので、香味野菜と一緒にスープをとることにした。これが臭みがなくとてもいい出汁になる。最後は骨についた身をむしり取って食べた。これまた美味…こうして食べるとメイボってちょっとカニ系の味がするんだな。

フィレにした身はフライパンでソテーではなく、オーブンで焼いてみることにした。引っ越す前の旧式電気オーブンレンジを使っていたときにはこんな発想はなかっただろう。ガスオーブンに換えて、オーブンがすごく使える道具になったように思う。とにかくパワフルによく焼ける。以前は10分くらいかかっていたように思う予熱時間もほんの2,3分しかかからないのでぐっと気軽に使えるのである。

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2枚の身をさらに小さめに切って塩コショウし、耐熱の皿に並べ、生クリームをメイボのスープで少し延ばしたソースを注ぎ、200度のオーブン約10分で焼き上がり。ディルを散らしていただく。ちょっとソースがサラサラ…煮詰まるかなと期待したのに、その前に焼けてしまった。小麦粉を少し混ぜておけばよかった。でも身は柔らかくお味は上々。フライパンでソテーするより楽なのに失敗がなく、ついでに洗い物も少なくてありがたい。

欧米人がよくオーブンを使う感覚がいまひとつピンとこなかったけれど、そういうことなんだなぁと実感した。ガスオーブン、無精者の私にはうってつけの道具なのかもしれない。

この日はフガスも焼いた。南欧の平焼きパン。パトリス・ジュリアンさんがテレビで作っていたのがすごく美味しそうだったのでマネマネ。フガスってフォカッチャと同じ語源なんだそうな。でも分量もなにもメモしなかったので、自己流で適当に作る。

ソテーしたタマネギとブラックオリーブ、エルブ・ド・プロヴァンス(プロヴァンスのハーブ)ならぬエルブ・ド・ヤマグチ(自家製のローズマリーとタイム)が入る。あと生地にライ麦粉が入る。

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こんなルックスじゃなかった気もするが…あと白身魚のクリームソースにはちょっと合わない気もしたが…まぁそれもよかろう。



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