ご当地食材 [食材]
福岡と山口はお隣同士であり、食文化的にはそう大きな違いはないとはいえ、どこの土地にも独自の食材というものがある。何かしら、おや?というものが売ってたりする。
かつて10年近くも福岡に住んでいたことがあるわけで、何をいまさらな話ではあるのだが、20代のひとり暮らしの頃はまともに料理なんかしておらず、食材的な関心は低かった。買い物といえば繁華街のファッションビル巡りではしゃいでいた若かりし頃・・・。時は過ぎ、いまは近場のスーパーや商店街で今晩のおかず食材を物色するのがなにより楽しいのであった。
そんなおばさんの目についた、この魚。
画像ではわかりにくいが、体長7,8センチ程度の、小さな平べったい魚である。
「トンバ」とか「トンマ」とかいうらしい。
さっそく買ってみる。10匹くらいで200円くらいだったように思う。
煮付けて食べるとホロッと身離れがよくて、とても美味しい。
ただ身が薄いので思いのほか食べるところは少ないのだが。
調べたら標準名はヒイラギという。ヒイラギの葉っぱに似てるかな?
実は、山口にも売っている魚だった。山口では「平太郎」と呼ばれている。
ただ平太郎は生ではなく、干物になっている。そして、もう少し小さい。
干される前はこんなにつやつやして可愛い魚だったんだなぁ。
**********
お次は博多名物「おきゅうと」。
山口でもまれに見かけることはあるが、やっぱり本場のものは違う。海藻の風味が濃くて美味!
細長く切って、ネギ、生姜、鰹節、胡麻などを薬味に、生醤油や酢醤油をかけて食べる。
http://www.hakataweb.com/arekore/010.html
上のおきゅうとを作っている製造元は、うちのマンションの近所である。
それをさらに近くのお総菜屋さんで買っている。フードマイレージ低すぎ。
**********
こちらは福岡のものではなく、鹿児島のものだけど・・・
「新さつま節」とある。
通常のカチカチの鰹節となまり節の中間くらいの、柔らかめの鰹節である。
こんなのが普通のスーパーに売ってるのが面白い。
柔らかいとはいえ包丁で切るには固い。なまり節のようにスライスして生食するようなものではなく、やっぱり削って使うものだと思う。
削り器で削るとひろ〜んと大きく削れる。
鰹の風味が強く、手でほぐして各種料理のトッピングにするとかなり美味しい。
出汁にすると、枯れ節のようなうま味はないものの、鰹風味のあっさりした出汁がとれる。味噌汁にちょうどいい。
お値段も枯れ節の半額くらいとお得。ただあまり日持ちがしないので、どんどん使わなくてはならない。
(半分ずつに切って冷凍しておけばいいかな?)
そんなこんなでまだまだ新しい発見がありそうな博多生活である。
かつて10年近くも福岡に住んでいたことがあるわけで、何をいまさらな話ではあるのだが、20代のひとり暮らしの頃はまともに料理なんかしておらず、食材的な関心は低かった。買い物といえば繁華街のファッションビル巡りではしゃいでいた若かりし頃・・・。時は過ぎ、いまは近場のスーパーや商店街で今晩のおかず食材を物色するのがなにより楽しいのであった。
そんなおばさんの目についた、この魚。
画像ではわかりにくいが、体長7,8センチ程度の、小さな平べったい魚である。
「トンバ」とか「トンマ」とかいうらしい。
さっそく買ってみる。10匹くらいで200円くらいだったように思う。
煮付けて食べるとホロッと身離れがよくて、とても美味しい。
ただ身が薄いので思いのほか食べるところは少ないのだが。
調べたら標準名はヒイラギという。ヒイラギの葉っぱに似てるかな?
実は、山口にも売っている魚だった。山口では「平太郎」と呼ばれている。
ただ平太郎は生ではなく、干物になっている。そして、もう少し小さい。
干される前はこんなにつやつやして可愛い魚だったんだなぁ。
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お次は博多名物「おきゅうと」。
山口でもまれに見かけることはあるが、やっぱり本場のものは違う。海藻の風味が濃くて美味!
細長く切って、ネギ、生姜、鰹節、胡麻などを薬味に、生醤油や酢醤油をかけて食べる。
http://www.hakataweb.com/arekore/010.html
上のおきゅうとを作っている製造元は、うちのマンションの近所である。
それをさらに近くのお総菜屋さんで買っている。フードマイレージ低すぎ。
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こちらは福岡のものではなく、鹿児島のものだけど・・・
「新さつま節」とある。
通常のカチカチの鰹節となまり節の中間くらいの、柔らかめの鰹節である。
こんなのが普通のスーパーに売ってるのが面白い。
柔らかいとはいえ包丁で切るには固い。なまり節のようにスライスして生食するようなものではなく、やっぱり削って使うものだと思う。
削り器で削るとひろ〜んと大きく削れる。
鰹の風味が強く、手でほぐして各種料理のトッピングにするとかなり美味しい。
出汁にすると、枯れ節のようなうま味はないものの、鰹風味のあっさりした出汁がとれる。味噌汁にちょうどいい。
お値段も枯れ節の半額くらいとお得。ただあまり日持ちがしないので、どんどん使わなくてはならない。
(半分ずつに切って冷凍しておけばいいかな?)
そんなこんなでまだまだ新しい発見がありそうな博多生活である。
初めまして。
甘酒で検索して旧ブログに辿りつき、過去記事を遡って
拝見しておりましたら面白くて為になってすっかり時間を忘れました!
新ブログのほうも読み応えがありますね。これからゆっくり拝見します。
ヒイラギ、とても懐かしい魚です。
私の地元(高知県)では「ニロギ」という名前でポピュラーな魚です。
ひいとい干し(一日干し)のニロギをさっとあぶって、
二杯酢に浸したものを頭から食べます。酒の肴に最高です!
久しぶりに食べたくなりましたが、東京では売っていないんですよね(哀)
長くなりましたが、よろしくお願いいたします。
by ミンガモ (2009-12-11 13:36)
patakoさん、こんにちは!
>近場のスーパーや商店街で今晩のおかず食材を物色するのがなにより楽しい
わかります、わかります!こんなの初めて見るな、なんてものを買ってみて美味しかった時には喜びが増しますよね。
平太郎というのは初めてです!URLの写真にあるように、軽くあぶって丸かじりしたら、日本酒が進みそうですね~。それから、新さつま節とやらも、お酒のアテにぴったりな気がします。あるいは煮出さないで、手で崩してお湯を注いで醤油とお塩、もしくはお味噌をちょっぴり入れた椀物にしても美味しそうですね♪おきゅうとというのは聞いたことはあるのですが、食べたことがありません。海草たっぷりこんにゃくみたいな感じでしょうか。どんどん酒持ってこーいって感じで、いいですねぇ。
今晩は、日本酒に決定です!
by ばぶを (2009-12-11 13:52)
>ミンガモさん
コメントありがとうございます。なんだかサボりっぱなしのブログですが・・・その分、過去ログ読むのは楽かもですね(笑)。こちらこそどうぞよろしくお願いします。
ヒイラギ、高知ではニロギっていうんですね。同じ魚でも土地によってぜんぜん呼び名が違うものですねぇ。一夜干しの二杯酢浸し・・・美味しそうです! 今度ぜひ平太郎で試してみます! 生を唐揚げにして南蛮漬けもいけそうですね。値段も安くて美味しい魚なので、積極的に食べたいと思ってます。
>ばぶをさん
どうか飲みすぎにご注意ください(笑)。あー確かに日本酒に合いそうな食べ物の方が目につきやすいですね。なぜでしょう・・・日本酒自体はそんなに飲まない方なんですが、やっぱり年取って好みが渋くなってきたんでしょうかね?
新さつま節のインスタント?お吸い物、美味しそうです♪ 今度やってみますね。おきゅうとは、ところてんに似ていないでもないですが、もっと海藻が濃い感じです。ところてんはテングサですが、エゴノリという海藻を使うそうですよ。
by ぱたこ (2009-12-13 00:38)
私のところでは滅多にお目にかかれないお魚ですね。
標準語で「ヒイラギ」と言う魚ですか
今度スーパーに行ったら気をつけてきておきます。
おきゅうとも珍しいですね。
やっぱり、海が近いといろいろなめずらしい食べ物がありますね。
by sakko (2009-12-13 08:44)
トンマ? 名前は愉快ですが、
目がクリクリしていて、可愛らしい魚。
ピカピカ具合も新鮮で、美味しそうです。
by わか (2009-12-18 20:36)
>sakkoさん
ヒイラギの生は漁場の近くでしか手に入りにくいでしょうが、一夜干しなら見つかるかもしれませんね。
私も若い頃は肉だけでも生活できていたのですが、最近はすっかり魚党になってしまい、海の近いところでないと生活できないかもしれません(笑)。
>わかさん
なんでトンマなんて名前なんでしょうね? 平べったいので山口名の平太郎はわかりやすいんですが・・・。ほんとに平太郎って感じでかわいいです(笑)。泳いでいる姿を見てみたいです。
by ぱたこ (2009-12-23 13:06)