柑橘ジャムの記録：金柑と甘夏編 [保存食]
同じく帰省の折、実家の金柑でジャムを作った。瓶に5本分くらいできたが、去年つくったのもまだ残っているくらいなので、家には持ち帰らないことしにした。でも父がたくさん実をもいでくれたのが残ったので結局それを持ち帰って、また自宅でもジャムを作ったのであった。
実家ではコンロの上でコトコト煮て作らなければならなかったが、自宅で作るのは圧力鍋を使うのでずっと楽である。圧力鍋を持っていなかったらこんなに気楽に柑橘類のジャムを作ろうという気にはならないかもしれない。10〜15分も加圧すれば、皮もすっかりやわらかく薄皮もとろとろになってくれるのでありがたい。しかも焦げ付かないように鍋を見張っておく必要もない。まさに圧力鍋さまさま。
実は新しい自宅の庭にも金柑の木が植わっている。この木にも実がたくさんついていたのが、熟すとヒヨドリが毎日やってきて、せっせとついばみはじめた。私も金柑ジャムの瓶がこれ以上増えるよりは、ヒヨドリのお腹に納まってくれたほうがむしろ助かる気持ちもあって、追い立てもせず放任しておいたら、いつのまにか丸裸にされていた。
生産過剰な金柑の場合はよしとして、新しい庭にはラズベリーやブルーベリーやグーズベリーやいろいろかわいい実の成る木の苗を植えたのだった。ヒヨドリともゆくゆくは戦わなければならない羽目になろう･･･。
ジャムはヨーグルトにでも入れてたくさん食べようと思って、甘さ控えめゆるゆるジャムにした。下の左半分がそれ。
同じような色だけど、右半分は甘夏のジャム。きばるの甘夏を30年来購入しているという友人が、食べきれないからからといって十数個もくれた（押しつけられた？）。よかったらマーマレード作って〜といわれたので、作ってみる。甘夏の皮はもっぱらお菓子用に甘煮にしていたが、考えたらマーマレードにしたことはあまりなかった。甘夏は届いてから一ヶ月くらい時間が経っているようで、実の方は酸味がだいぶ抜けて甘く美味しくなっていたものの、皮はちょっと水分がぬけて張りがなくなっていた。マーマーレードにはどうかなぁと思ってやってみたが、これが問題なくできたのでよかった。
皮6個分と果肉＋果汁3個分くらいで作った。皮は2回ほど茹でこぼし、水にさらして苦みを抜く。（このときの茹で汁を捨てずにお風呂に入れるといい香りがします。） 果肉は半分に切って種をとり、あとは手で適当にほぐして薄切りにした皮と一緒に圧力鍋にいれ、ひたひたの水と一緒に煮る。やわらかくなったら砂糖を加えてちょっと煮てできあがりと、いつもの作り方である。
しなびた皮でも美味しいマーマレードになる上質の甘夏。来年は私も一箱頼んでもらおうっと。
実家ではコンロの上でコトコト煮て作らなければならなかったが、自宅で作るのは圧力鍋を使うのでずっと楽である。圧力鍋を持っていなかったらこんなに気楽に柑橘類のジャムを作ろうという気にはならないかもしれない。10〜15分も加圧すれば、皮もすっかりやわらかく薄皮もとろとろになってくれるのでありがたい。しかも焦げ付かないように鍋を見張っておく必要もない。まさに圧力鍋さまさま。
実は新しい自宅の庭にも金柑の木が植わっている。この木にも実がたくさんついていたのが、熟すとヒヨドリが毎日やってきて、せっせとついばみはじめた。私も金柑ジャムの瓶がこれ以上増えるよりは、ヒヨドリのお腹に納まってくれたほうがむしろ助かる気持ちもあって、追い立てもせず放任しておいたら、いつのまにか丸裸にされていた。
生産過剰な金柑の場合はよしとして、新しい庭にはラズベリーやブルーベリーやグーズベリーやいろいろかわいい実の成る木の苗を植えたのだった。ヒヨドリともゆくゆくは戦わなければならない羽目になろう･･･。
ジャムはヨーグルトにでも入れてたくさん食べようと思って、甘さ控えめゆるゆるジャムにした。下の左半分がそれ。
同じような色だけど、右半分は甘夏のジャム。きばるの甘夏を30年来購入しているという友人が、食べきれないからからといって十数個もくれた（押しつけられた？）。よかったらマーマレード作って〜といわれたので、作ってみる。甘夏の皮はもっぱらお菓子用に甘煮にしていたが、考えたらマーマレードにしたことはあまりなかった。甘夏は届いてから一ヶ月くらい時間が経っているようで、実の方は酸味がだいぶ抜けて甘く美味しくなっていたものの、皮はちょっと水分がぬけて張りがなくなっていた。マーマーレードにはどうかなぁと思ってやってみたが、これが問題なくできたのでよかった。
皮6個分と果肉＋果汁3個分くらいで作った。皮は2回ほど茹でこぼし、水にさらして苦みを抜く。（このときの茹で汁を捨てずにお風呂に入れるといい香りがします。） 果肉は半分に切って種をとり、あとは手で適当にほぐして薄切りにした皮と一緒に圧力鍋にいれ、ひたひたの水と一緒に煮る。やわらかくなったら砂糖を加えてちょっと煮てできあがりと、いつもの作り方である。
しなびた皮でも美味しいマーマレードになる上質の甘夏。来年は私も一箱頼んでもらおうっと。
ついに金柑ジャムと甘夏ジャムですね。
沢山作りましたね～
私は金柑ジャムのあのムチッとした味が好きです。
我が家の金柑も沢山なってあちこちにお嫁に行きましたよ。
甘夏のジャムも美味しいですね。
我が家の甘夏、50～60個も取れましたので、
マーマレードを沢山作りましたが、
今は実を食べて皮を捨てています。なんだか勿体無いのですが、
もうこれ以上作っても・・・・・・
庭のヒヨドリ、大事なpatakoさんの果実に手を出さないように見張らなければなりませんね。
お庭に果樹を沢山植えてこれからが楽しみですね。
by sakko (2008-04-02 23:35)
>sakkoさん
甘夏50〜60個とは！ 羨ましい〜。私も甘夏とか日向夏とか、可能ならお庭に植えてたかったのですが、さすがに木が大きくなるようなので諦めました。レモンとハナユズに期待します。
ヒヨちゃん、家にいながらバードウォッチングができるのは嬉しいのですが、甘く見てると痛い目に合いそうですね･･･。花より団子で、実の成る木ばっかり植えつけてますから、野鳥にとってはパラダイスなお庭になりそうです。でもまずは野鳥対策より実をならせることの方が先決です。sakko農園の規模には及ばないけど、自家製果実でいろいろ楽しく手作りするのが夢です。がんばるぞ〜。
by ぱたこ (2008-04-03 10:39)
あ、またジャムが増えていますね。ヒヨドリになりたい（笑）！
これからさらにラズベリーなどのベリー類のジャムも拝見できそうですね。
私は現在日当たりの悪いボロアパートの住んでいるので、土いじりどころか、鉢植えさえもほとんど育たない環境にいます（一度タイムを数種類育てていたら、なぜかバッタに全部食べられました）。では、環境が整っていたとして、patakoさんのように私に野菜や果物を育てられるかと問われると、多分答えは出来ないということになるでしょう。でも、時々夢想するのです。自分で育てた果物でジャムを作ったり、自家栽培の野菜でサラダを作って食べたらどんなに幸せだろうって^^。
今はpatakoさんのブログを拝読して、幸せを（勝手に）お裾分けして頂いております♪ありがとうございます！
by ばぶを (2008-04-04 10:25)
う〜〜ん、とっても奇麗な色ですね〜☆
これだったら作るのやめられない気持ち、わかります。（笑）
金柑は甘露煮しか作ったことないけれど
ジャムはまたいいお味になるのでしょうね。
最近の我が家の食卓にはアプリコットジャムがあります。
本当はロールケーキでも焼きたくて買ったのに、なかなか作る機会がなくて。
いつもぱたこさんが作るのを見て、影響されっぱなしの私です。（苦笑）
by lavender (2008-04-06 13:15)
>ばぶをさん
あっじつはあのヒヨちゃんはばぶをさんの化身だったりして（笑）。でも実を食べ尽くすとぱたっと来なくなりましたよ。次は大事なイチゴがねらわれそうでヒヤヒヤしてます。
お仕事持っているとなかなか土いじりは難しいかもしれませんね。やっぱり昼間の仕事ですしね。私はそのかわり無収入なので肩身が狭いですよ（笑）。でもばぶをさんのような器量よし（作り置きごはんの合理的・計画的・美味しそうなこと！）なら、ちょっと余裕ができれば野菜作りもちょちょいですよ。土いじりに関しても私ももう少し計画性を養いたいです。精進あるのみ?!
>lavenderさん
いえ、ジャム類は生産過剰で作らなくてもいいんですけど、そこにたくさん金柑がなっていたり、甘夏が転がりこんできたりするものですから、放ってはおけなくなるのです（笑）。金柑は甘露煮よりもジャムにする方が好きかもです。お湯で溶いて金柑湯?にしてもいいんですよ。
ロールケーキかぁ、ジャム消費のため私も作ってみようかな。最近あんまりお菓子を作ってなかったのでした。
by ぱたこ (2008-04-07 12:15)