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沖縄食日記 [ごはん]

2泊3日で沖縄旅行(那覇)に行ってきたのでとりあえず食べたものを記しておこうと思う。

■1日目
昼:
フーチバーそば、沖縄そば(ソーキ、ナンコツ、三枚肉入り)、氷ぜんざい

ビル地下の某食堂にて。生のフーチバー(よもぎ)がたっぷりトッピングされたそばは刺激的な風味だった。といってもこの辺に生えているよもぎより葉っぱのヒダが少なくて柔らかく、アクも少なめで食べやすい。うーん育ててみたい。
ミニ氷ぜんざいはモノレールのフリー乗車券の特典で出してもらえた。ぜんざいといっても本土の濃厚なタイプとは違い、インゲン豆を優しい味で煮たものにかき氷がかかっている。台湾で見たタイプのかき氷に似ていて私好み。

夜:
刺身5種盛(ミーバイアカマチ、シマアジ、マグロ、ヒラソ)、グルクンの唐揚げ、島ラッキョウの天ぷら、海ぶどう、麩チャンプル
オリオン生ビール

ホテルの近くの居酒屋で。ほとんどが地元の客のようで店内は賑やかだった。初体験の沖縄の魚の刺身、ミーバイやアカマチは身の柔らかい一般的な白身魚という印象。麩チャンプルは初めて食べた。一見キャベツ炒めのようで、肉のかわりに麩が入っている感じ。しかしこの麩が思いがけず美味しくてびっくり。卵やダシで味がつけてあるようだ。肉のようでもあるが、肉のようにしつこくない。とりあえず麩をたくさん買って帰ろうと決意する。
途中、沖縄衣装に身を包んだ売り込み中の若い女性歌手が入ってきて、生ギターの伴奏とともに3曲ほど歌を歌ってくれた。美味しい料理に生ビールに生歌で、こっちも良い気分にならないわけがない。なのにCD買ってやれなくてごめんなさい。こういうとき少しでもカンパしてあげたらよかったのかな?

夜食:
じーまみ豆腐

■2日目
朝:
パパイヤチャンプル、野菜の煮物、ゆし豆腐の味噌汁、もずく酢、お粥+油味噌、島バナナほかいろいろ

ビジネスホテル並のリーズナブルな宿に泊まったのだが、朝食のバイキングには沖縄のおかずや食材、作りたてのゆし豆腐や豆乳が並んでいてなかなか満足感があった。

昼:
島魚の唐揚げ定食(イラブチャー唐揚げ、生野菜、もずく酢、味噌汁、お新香、白飯)

昼は単独行動で、渡嘉敷島へ。ときどき小雨の降るあいにくの天気だったが、ビーチはまだ若い人たちなど(修学旅行生がきていたらしい)で賑わっていた。そんな楽しげな様子をぼーっと眺めたり、寝転がったり、周辺を散歩したりして帰りのフェリーの時間まで過ごす。食堂の定食はイラブチャーがどーんと丸揚げになって食べ応えがあった。

夜:
エーグヮーの塩煮、シチューマチの刺身、炙りスーチカー(塩豚)、麩チャンプル、島ラッキョウ塩漬け、ミミガー酢の物
オリオン瓶ビール、泡盛(瑞泉)

ガイドブックにも載っている国際通りの有名店で。老舗らしいが、敷居は低く、料金も良心的。女性一人客なども目立つ。若い定員さんが初心者にも丁寧に説明してくれる。味の方はいたって普通。麩チャンプルをまた注文してみたが、こちらはもやしやニラと炒めてあり、昨日の店より麩の混入率が高かった。
エーグヮーのマース煮が思いの外美味しかった。煮魚といえば醤油味というのが常識だけど、さっぱりと塩味の煮付なのだ。こんあんもありかーと新しい発見。

■3日目
朝:
ナーベラーンブシー、島オクラの和え物、塩サバ、卵焼き、ゆし豆腐の味噌汁、お粥+油味噌、ドラゴンフルーツ、パパイヤほか

昼:
アーサー汁定食(アーサー汁、ジューシー、揚げ出し豆腐、昆布イリチー、お新香)

やはり昼は単独行動で主に買いもの。昼はビル上階の食堂にて。店は満席に近くて席の間をうろうろしていたら、一人のおじいさんに手招きされて図らずも相席になる。御年90歳近くにもなるというこのおじいさん、傍らにカップ泡盛を持ち込んでちびちびやっておられる様子。家では飲めないらしく、こうしてたまに外で飲むのが楽しみらしい。愛想笑いで対応しながら、こういう出会いも旅の余興のひとつだなぁ思い、さっぱりしたアーサ汁とスパイシーなジューシー(炊き込みご飯)に舌鼓を打った。

沖縄旅行は2度目、10年ぶりくらいである。その後に沖縄料理の本を買って、家でもたまに作ってみたりしている。でも、旅先では一般的な外食しかしないものの、やっぱり現地にいくといろいろ発見があり、さらに関心が拡がる。そうやって足を運ぶ度に少しずつレベルがあがって、いずれはヤギ汁やイラブー(ウミヘビ)汁なんかも食べられるようになるのだろうか??


手持ちの参考書。

おいしい沖縄料理

おいしい沖縄料理

  • 作者: 尚 承
  • 出版社/メーカー: 柴田書店
  • 発売日: 1995/07
  • メディア: 単行本


聞き書 沖縄の食事 (日本の食生活全集)

聞き書 沖縄の食事 (日本の食生活全集)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 農山漁村文化協会
  • 発売日: 1988/04
  • メディア: -


こっちは那覇の本屋でふらりと買った。

わたしの沖縄 食紀行 (集英社be文庫)

わたしの沖縄 食紀行 (集英社be文庫)

  • 作者: 平松 洋子
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2005/10/20
  • メディア: 文庫



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sakko

すごい御馳走でしたね。
こんな旅をしたいです。
私はいつもツアーで、決められた食事の旅行です。
patakoさんのブログをよんで
もん父さんに沖縄で御馳走食べてきた?と聞いたのですが
大勢(400人くらい)で夜はバイキング
話しながら食べていたらお寿司もなくなったいたな~なんて
言っていましたよ。
旅先の居酒屋で食事、して見たいです。
何を食べたかしっかり書いておられますね。
さすが~と感心しています。

by sakko (2008-11-04 22:37) 

ぱたこ

>sakkoさん
御馳走・・・というよりは庶民的なおかずが主でしたが、お酒があればなんでも御馳走かな?(笑) でも、食べたことのない魚とかいろいろ食べられて満足です。わがままな私はツアーだと時間に縛られて欲求不満になるのですが、気軽に考えれば割安で楽ちんしいいですよね。料理もきっと高級だろうし! もすこし年をとったらそういう旅行もしたいです。

by ぱたこ (2008-11-05 11:56) 

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