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柚子とレモン [保存食]

早いものでこの家に引っ越してきてもう5年が経ってしまった。

1年目に植え付けたレモンと花柚子の木も、5回目のお正月を迎えることになる。とはいえいずれも日当たりの悪い庭の隅っこに植えられているため、虫がついたり病気っぽかったり、あまり元気いっぱいとはいえない状態。特にレモンはなかなか実が着かない。今年も期待はしていなかったのが、ふと見ると一個だけ立派な実が成っていた。ちょっとうれしい。

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対照的に隣に植えた花柚子には今年は実が鈴なり。これだけ成ったのは初めてだ。でも葉っぱが黄色くなっていたりしていて、ちょっと心配。ちょっとがんばりすぎたのではなかろうか。

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柚子はこれ以上放っておくとスカスカになるので、大部分を収穫して、汁を取る。ピンポン球を微妙に大きくしたくらいの小降りの実で、種も多く、汁の量はそれほど多くない。何十個か搾って500ccくらい汁が出た。貴重、貴重。日持ちを良くするために、塩を混ぜて冷蔵庫に保存する。

皮も捨てるのはもったい。ジャムにすることが多かったが、結構大量にできてしまうし、後で作る八朔や甘夏のマーマレードの方が美味しかったりするので、持てあますことが多かった。なので今年はやめにして、お手軽に砂糖漬けと塩漬けにすることにした。

汁を搾った後の皮を薄皮ごと細切りにしてグラニュー糖をたっぷりまぶし、ビンに詰めて泡盛を少し足す。とりあえず砂糖が溶けたところで、さっそくお茶に入れて飲んでいる。紅茶もいいが、ほうじ茶とか野草茶とか素朴系のお茶が合うようだ。もう少し味が馴染んだら、焼き菓子にも使ってみたい。

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(左:塩漬け 右:砂糖漬け)

塩漬けの方は料理目的。薄皮を取ったのと、薄皮ごと切ったのと、2種類ためしてみる。たっぷりの塩をまぶし、泡盛と果汁を少しだけ入れた。和え物とか、白菜漬けとかに塩と一緒に漬け込んだら良さげである。

ついでレモンも塩漬けにする。といっても貴重なわが家のレモンは使わず、直売所で買った小ぶりの地レモンを利用。モロッコ料理の本に載っていたのだが、細切りにしてチキンのタジン(といってもわが家ではタジン鍋は使わないが)などに添えて食べるとすごく美味しい。へたのところを残して4つ割りにしたレモンにたっぷりの塩をすり込んでビンに詰め、2ヶ月くらい置く。

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柚子の話。その気になれば捨てるところのほとんどない柚子であるが、種だけは捨ててしまう。種を焼酎に漬けて化粧水にすると方法もあるようだが、うちでは化粧水は使わないのでこれはやらない。

以前ある料理本で、種を鉢に植えて出てきた芽をハーブのようにして料理に使うというのを読んで、ほほ〜と思い、種をまとめて土に埋めておいたことがあった。春になって忘れたころに貝割れのようにわらわら芽が出てきたのはいいが、実際貝割れのようにむしゃむしゃ食べられるものでもなく、結局そのまま放っておかれて、最後は抜くことになってしまった。でもせっかく芽が出たのに全部抜いてしまうのも気の毒で、何本かだけポットに移植して、かといってこれ以上果樹を植える場所もないし鉢植えで世話をしてあげられる自信もないのでそのままにしていたら、何個かは枯れたけれど、ポットの下に根をのばして未だに生き残っているものもある。劣悪な環境でなかなか大きくはなれないようだが、枯れる気配もない。こうなると処分しように処分できない。さて今後、この実生ゆずちゃんの運命はいかに?

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あ、ふと見れば梅の木の根元になにやらまた柑橘系の芽が・・・君は何者?
柚子かもしれないが、生ゴミの中に混じっていたとしたら、甘夏とか日向夏とかもありうる。
庭が倍くらいあれば移植して育ててみるんだけどなぁ。

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いずれにしても、生命力の強い柑橘たちを見習って、来年もたくましく・・・とまではいかなくてもそこそこ元気に暮らしていけたらなぁと思う年の瀬でした。
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久々のシュトレン [甘いもの]

Manufactumのシュトレンをちびちび食べている。さすがに美味しい。なくなったら淋しいので自分でも作ることにした。

シュトレンは10年くらい前にせっせと作った年がある。でもその時はいまひとつ満足のいく味にできず、その後はほとんど作らずじまい、このところは無難なフルーツケーキばかり焼いていた。
いま考えたらあの頃のシュトレンは最後に塗る溶かしバターの量が足りなかったのだなと思う。シュトレンのしっとり感の本体は多量に入ったバターだったりするのだ。

そういうわけで今回はバターを多めに使うことにした。
やっぱりみちえさんのレシピを参考に、少しアレンジして。

ちなみにアーモンドは市販のローストアーモンド(無塩)をがりがりミルで挽いて使った。いままでナッツおろしはそれこそManufactumで買ったクラシカルなのを使っていたが、台に固定するタイプで、分解して洗ったりもできず、使いにくい点は否めなかった。ところが先日イケアでハンディータイプを見つけ、とてもお手頃価格だったので買ってしまった。これが使い勝手も悪くなく、洗うのも簡単。プラ製なのですぐ壊れそうな気配はあるが・・・。

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焼き上がったシュトレンに、これでもかというくらいバターを塗りたくって砂糖をまぶして完成。翌日からちびちび食べ、食感や味の変化を楽しんでいる。やっぱ昔作ってたのよりは良い。

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(成形がなってません)

さらに分量を微妙に変えてもう一度作り、検討した結果、自分としてはだいたいこのくらいの分量が適当かと思い、記録しておく。(小さいシュトレン2個分)

前種:小麦粉(強力粉と薄力粉半々)105g、牛乳70g、ドライイースト小さじ1
本種:小麦粉100g、バター90g、砂糖40g、塩少々、卵黄1個、ローストアーモンド60g、レーズン+甘夏ピール200g(洋酒込み:前日に漬けておく)、スパイス小さじ2と1/2(シナモン、カルダモン、オールスパイス、コリアンダー、ナツメグ、ジンジャー)、バニラオイル数滴
仕上げ:(ラム酒)、バター70g、グラニュー糖、粉糖
焼成は180度で30分とちょっと。焼きすぎると真っ黒くなる。

試しに焼き上がりにまずラム酒を塗ってからバターを塗るというのもやってみた。悪くはなさそうだが、ちょっと湿りすぎ? もう少し日にちが経たないとわからない。

それにしても日本で買うシュトレンはどうしてあんなに高価なのでしょうか。ドイツでは、高級なダルマイヤーのシュトレンでも12〜3ユーロだった。1500円しない。でも噂によれば、某デパートが輸入して売っているダルマイヤーのシュトレンは5000円(+税)もするのだとか。なして? ・・・たぶん買う人がいるからだろう。やっぱり日本人ってお金持ちだ。

日本のシュトレンを買ったことのない、お金持ちじゃない日本人の私は、やっぱりせっせと手作りするしかないのでありました。
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フェルト版画で年賀状

長年、年賀状はフェルト版画というマイナーな版画で作っている。
始めたのは前々回の酉年だったから、えーと計算したら今年で21年目? 途中喪中の年や事情でパソコン利用の年もあったけれど、ここまで続けてこれたのは、その手軽さ(少なくとも当時はそう思った)と独特な味わいとなにより経済性だったかと思う。

台紙に貼られたフェルト状の紙をカッターで切り取って模様を作り、水彩絵の具で色を塗り、いったん乾かしてから霧吹きでしめらせて刷っていく。1回の色づけで20枚くらい刷れる。連れ合いの分が多いので、何度も色づけを繰り返しては刷っていく。プリンターのように一度に大量にはできないが、家事や昼寝?の合間合間に作業して、いつの間にか刷り終わっている。

一時期この版画の版が絶版になったことがあって、買いだめしていた数枚も尽きそうになり、私のアナログ年賀状づくりもこれまでか・・・と諦めかかったこともあったのだが、数年前に違うメーカーから新しくバージョンアップされた台紙が発売されて、ものすごく嬉しかった。これもいつなくなるか不安なので、今年は10枚ほど買いだめしておいた。1枚で裏表使えるので大事に使えば20年分ある。ほぼ一生分?





絵柄の方は一年に一度しか作らないのでほとんど上達しない。それでも20年の変遷を見ると、初期の頃より近年は上手になっていて、そのピークが去年だったように思う。
去年作った年賀状は自分にしてはいつになく上出来だったことに、今あらためて見て気がついた。

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それにひきかえ・・・今年の年賀状はまるっきりダメである。去年のが9点だったとしたら今年のは3点以下。絵柄がおざなりで、今から出す人には申し訳ないけれど、ぜんぜん気合いが入っていません。(やり直したいくらいだけどもうほとんど刷っちゃった・・・)

なんかこう、1年前と今とがつながってないなぁと思う。年賀状に限らず、近ごろはすべてに進歩がないというか、学習したことをすぐに忘れてしまうので、ステップアップしていけない。一歩進んでも、いつのまにかまた元のところに戻っている、そんなことにはたと気づくことが多い今日この頃。せめて後退だけはしたくないものだけど、版画の後退ぶりをみると、それもかなり怪しい今日この頃・・・。

とはいえ、こうした頭の衰えを少しでもくい止めるために、やっぱり手作業の版画づくりは有効だろう。ついでに宛名も下手な字で手書きしている。これも普段字を書かなくなった脳にはいい刺激になるだろうと思う。あと停電しても大丈夫、ろうそくの明かりで刷れます。エコで脳にもやさしいフェルト版画、みんなも使おう!



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あちらの交通事情 [旅]

たまに外国に行くと、その土地のいいところばっかり目について、日本もこうだったらいいのにーと羨ましく思うことが多い。(長くいると違ってくるのかもしれないが。)

そのひとつとして、今回久しぶりにドイツを旅して、公共交通機関の使いやすさに感心した。
日本でも人口数十万以上の大都市なら別だが、ドイツだともう少し小さな、例えば山口市クラスの小都市であっても、路面電車やバスといった交通機関が充実していて、市街地の移動にはほとんど困らなかった。タクシーを使うことは一度もなかった。

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人口12万、山口市並み?のハイルブロン市にも路面電車が元気に走っていた。羨ま〜。

通常運賃は日本と大差ない感じがしたが、滞在したどこの都市にも地下鉄や市電やバスに共通で使える一日乗車券というのがあった。これが1人用でも割安だが、2〜5人のグループ用というのがあって、これが信じられないくらいお得。

たとえばミュンヘンだったら、1人用が5.6ユーロ、グループ用が10.2ユーロ。もし5人で使えば1人あたり200円あまりで、市街地の公共交通全部乗り放題なのである。さらに広範囲で使えるタイプもあって、とにかくお得チケットの種類が多い。

またドイツ国鉄DBには州範囲で使える一日乗車券があって、これまたお得。例えば今回使ったバーデン・ヴュルテンベルグ・チケットは、2人用がわずか25ユーロ、2600円くらいで、ICEやICなどの高速列車には乗れないものの、州内と一部州外の都市へも乗り入れられるし、DB以外の地元交通の市電やバスにまで乗り放題。これも同行人数が増えればもっとお得になる。

それに、DBでは早割切符が安い。早割といっても3日前までに購入すればよくて、便によって料金が違うが、通常の半値とかで買える。ネットで簡単に買えるので、予め日本で買って自分で切符をプリントアウトして持っていった。とにかく安くて便利だった。

日本にもこんなお得な乗車券がいろいろあれば、気軽に旅行に行ったり、ふらりと街歩きができるのにな〜。

公共交通機関が整備されているせいだと思うが、どこに行っても交通渋滞は少ないように思われた。日本だったら渋滞緩和のために新しい道路を作ったり、拡幅工事をしたりするが、それをしないかわりに公共交通を充実させてきた結果かと思う。同じように自動車産業の盛んなお国ではあるのだが、この違いは何だろうなぁ。もちろんアウトバーンではばんばん車が走っている。長持ちする、丈夫なドイツ車が・・・。

そして行くたびに羨ましく思うのは、自転車乗りに優しいということ。列車にも自転車が積み込めるし、自転車レーンも整備されている。お隣のデンマークでも同じで、とくにコペンハーゲンなどは昔より自転車の数が格段に増えてて驚いた。コペンの知り合いは、毎日片道8キロの道のりを自転車で通勤しているという。それが特に珍しいことでもなさそうなのである。こういうのを見ると、日本の自転車は歩道でも車道でもどっちつかずの邪魔者扱いで、きちんとした交通手段という位置づけにないように思える。

これからの日本、少なくとも原発依存は減っていくと信じたいけれど、原発を減らせば必然的に化石燃料の使用が増えて、放っておけばまた大変なことになる。それをとりあえず減らす対策として、まず自家用車の使用を控えることがあると思うのだけど、実際問題、その代わりになる公共交通は大都市以外ではどんどん衰退していて、私の住む山口でも車なしの生活はなかなか難しかったりする。でもだからといって開き直って車にばっかり乗ってるとますますバスや電車の便は減ってしまうという悪循環。

なにより車に乗らなければそれだけ交通事故の確率も減って、より安全に暮らせるというもの。その利便性ゆえに車のリスクは軽んじられている気もするが、いつ何時自分が加害者にならないとも限らない凶器に乗っているようなものかもしれない。政府や自治体はいまからでも新しい道路を作るのはやめにして、その分公共交通を復活させることに力を注いでもらいたいものだ。そのためにはまずは自分が地元の電車やバスにもっと乗らなきゃなと思うのであった。不便、不便と愚痴りながらも・・・。
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Manufactumのパン [パン]

気がつけば、またもや数ヶ月ぶりの更新だったりします。

十数年ぶりにヨーロッパ旅行に行ってきた。
ドイツから入って、デンマークとちょこっとスウェーデンを回ってまたドイツから帰った。

最終日にミュンヘンのManufactumでパン(Sauerteigbrot)を買った。

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ずっしり、しっとり、酸味があって、香りがよくて、しみじみ美味しいほんまもんのドイツパン。がんばって持ち帰ったかいがあったー。
サワー種をじっくり発酵させて石窯で焼いている。原料もいいのを使っているのだろう。一週間日持ちするとのこと。

ドイツやデンマークはどこもほんとにパンが美味しかった。ホテルの朝食ビュッフェでも何種類もパンが置いてあって、ついつい食べ過ぎてしまう。
ただ焼きたてパンが多くて、ずっしり系のパンでも酸味はあんまりなかったりして、あれ?と思っていた。かの地でも酸っぱいのは万人向けではないのだろうか。酸っぱいパン好きとしては若干物足りない感が残ったのだが、最後のこのパンで解消された。

Manufactumは今はドイツの主要都市にいくつか実店舗があるが、最初はカタログ通販だけだったようだ。かれこれ15年ほど前にある雑誌に載っていたので知って、カタログを取り寄せて2度ほど注文したことがある。その後ユーロ高の時期があったり、円高になって注文しようと思ってもクレジット決済がうまくいかなかったりして、10年以上注文していないのだが、それでもいまだに毎年カタログが送ってくる。といっても商品の入れ替えは少なくて、ほとんどの商品が定番として何年も変わらずに載っている。ずっしりしたカタログは見ているだけでも楽しいんだけど、送料バカにならないんじゃないかと心配になる。まぁ儲かってそうだからいいのかな。

と思っていたら、ちょうどいま東京の無印で期間限定ショップをやっているらしい。とうとう日本にも進出か?

Manufactum at FOUND Muji

日本への送料について書いてあるが、20kgで約3640円というのは破格じゃなかろうか? 間違ってないか? 少なくとも昔はそんな安くなかったぞ。これが続くならありがたいけれど・・・

まぁそんな憧れのManufactum店舗を実際に訪ねて、自分の家で愛用している品物が現地でちゃんと売られているのを見るのは嬉しかった。連れ合いなどは10年以上愛用の財布がくたびれてきたので、同じものを再購入。

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パンを切ってるこのまな板とパンナイフも、かつてManufactumから買ったものだった。ナイフはぎざぎざのないタイプで、日本のパンにはいまひとつの切れ味だったのだが、このずっしり大きな硬いパンを切って、なるほど〜と思った。やっぱりこの手のパンのためにあるナイフだったのだ。

お隣のだるまや・・・じゃなかったダルマイヤーで買った、ヤギ乳カマンベールとの相性も抜群。チーズもっと買ってくればよかったー。

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シュトレンやレープクーヘンも入手して、併設のカフェでお茶して帰った。

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近くのミュンヘン市庁舎のからくり時計も、30年近くぶり(げげ)に眺めて帰ってきた。
クリスマス市も始まって、賑やかなミュンヘンでありました。
白ビールがもっと飲みたい−。

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4月の台湾旅行 [旅]

タイムラグありすぎですが、4月下旬に連れ合いと二人で台湾に行ったときの画像を一部載せておこうと思います。

今回は何をしてきたかというと・・・

まずはキティ・ジェットに乗ってみたり、

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お子様ランチのような機内食を食べてみたり、

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台北から花蓮へ、タロコ号で行ってみたり、

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花蓮の小籠包(台北のとは異なる普通の小振りの肉まん)などを食べてみたり、

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ホテルの朝食バイキングで食べ過ぎてみたり、

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花蓮からさらに台東線を下ってみたり、

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アミ族料理の店で野菜てんこもりのボリュームランチを食べてみたり、

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帰りはまたすごい旧式電車に乗ってみたり、

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でも扇風機があるところは山口線も同じだなぁと思ってみたり、

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先頭車両の最前列に陣取ったはいいが、雨で何も見えないなぁと思ってみたり、

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花蓮にもどって名物のワンタンを食べてみたり、

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花蓮を発つ日はすごくいい天気になって悔しいなぁと思ってみたり、

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あと画像はないが、台北にもどって台北駅のフードコートで牛肉麺を食べたり、
故宮博物院で観客の多さに驚いてみたり、
台湾人の知人にレストランでとっても美味しい中華料理をおごってもらったり、

ちょっとお天気には恵まれなかったけれど、のんびり楽しい旅をしてきました。

花蓮のアミ餅、また食べたい・・・

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庭のようす [土いじり]

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今年は平年並みの梅雨入りみたいで、うっとうしくもあるけれど、安心したりもする。
わけあってなかなか庭仕事ができないでいるのだが、植物たちはどこ吹く風で、思い思いに育っている。

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ブラックベリーが色づいていたので少し収穫し、4月に作った苺ジャムに加えて煮直したりした。
(写真は黒い実を収穫後のもの)

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梅も実がついていたが、いつの間にか落果してしまって、ほんの何個かしか残ってない。
見れば枝にはびっしり黒いカイガラムシがついていた。一瞬おののいたものの、棒でつつくとボロボロ取れるのが面白くて、思わず没頭。写真を撮るのを忘れていた。

それより何倍もやっかいなのはこの人たち。

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チャドクガのお子様。ツバキとサザンカの木があるので、いつも葉裏に卵が産み付けれてないかチェックしているのだが、やっぱり見落としがある。気がつくと3センチくらいに成長したお子様がびっしり。
間違っても手に触れないように、細心の注意で枝を切り、厚手のビニール袋に入れて始末する。あーこわい、こわい。

菜園コーナーはというと。

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3畝あるうち中央の畝に、パプリカ、ピーマン、伏見唐辛子を植えたのがほぼ一ヶ月前。葉っぱは虫に盛んに食われているけれど、なんとか負けずに育っているようである。
手前は種から育てた韓国カボチャ。見ればさっそく小さい実が着いていて、収穫も間近♪
奥のカボチャらしきものの正体はまだ不明。コンポスト堆肥を入れるので、春先には無数の野菜の芽が生えてくるのだが、そのうちの1本だけ残してみた。その下にはニラが生えているのだけど、すっかり覆い尽くされている。元気がよすぎる。

左の畝は、スナップエンドウとグリーンピースが終わったあとに、やはり自然生えのゴーヤをポットに取っておいたのを先週移植した。

右の畝は写っていないが、ディル、コリアンダー、ルッコラ、春菊などのトウ立ちしたのが放置されている。

蚊も出てきたけれど、まだ手に負えないほどでもない。
水鉢に入れたヒメダガ軍団がまずまずの働きをしてくれているようである。睡蓮もかなり植えっぱなしにしていたのを今年は大々的に植えかえたので葉色がいい。

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いずれにしても穏やかな季節はすぎて、熾烈な夏ががやってくる。今年は豪雨や台風の被害が少ないといいけれど・・・。備えだけはよくしておきたいものです。
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庭の金柑 [保存食]

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庭の金柑の実がついたままである。いつもならヒヨドリにほとんど食べられてしまうのに、今年は無傷。この冬は庭に野鳥があまり来なかった。本来ならばヒヨのほかに、ツグミやシロハラなども常連で、冬の間はいつでも誰かさんの姿を見て楽しむことができたのに、今年はごくたまーにヒヨの声を聞くくらいだった。

野鳥の姿が少ないのは他所も同じなようで、その理由は、前の冬の寒波で渡りの前に野鳥が大量死したからではないかという話を聞いてショックを受けていた。でも山の方には普通にいるよいう話もあったりした。私としては山に木の実などのエサが潤沢にあって、里までおりてくる必要がなかったのだと信じたいところである。

その証拠になるかどうかわからないけれど、つい先日、シロハラが庭の睡蓮鉢にやってきてバシャバシャ水浴びをしているのを見た。ひょっとしたら渡りの前に、「そういや今年はあの里のお風呂に入ってないなぁ、いっちょ浴びてから帰るか〜♪」と思い出して寄ってくれたのかもしれない。いずれにしても1年ぶりに元気な姿を見ることができたのは嬉しかった。

そんなわけで、鳥様専用だった金柑がすべて食べ残されていたので、頂戴することにした。
果汁が少なく固めで、生食しても美味しくないのでシロップ煮にした。

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半分に切って種をとり、水を加えて圧力鍋で数分加圧して柔らかくなったところに、適当に砂糖を加えて煮てできあがり。つぶせばジャムになるが、あえて形を残す。ヨーグルトにシロップごと投入すると美味である。

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ところで今日は友人宅でタケノコ掘りをしてきた。自分で掘るのは初めてだったので、たいへん面白かった。

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今日は一回茹でる分だけもらってきたが、自分で掘るならいつ来てもいいっていうのでまた行くつもり。うれしい、うれしい、芽吹きの春である。

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ホットックミックスでホットック [甘いもの]

韓国で買ってきたホットックミックス。

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中には生地用の粉と、イーストと、シロップ用の粉が入ってる。

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箱の裏の作り方。辞書を引いて解読(というより推測)する。

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油を塗った手の上で柔らかめの生地をのばし、シロップの粉を包んで、フライ返しで押しつぶしながら焼くと・・・

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なかなか本格的なのができた!
焼きたてをほおばると、熱いシロップが飛び出して口のなか火傷しそうになるとこも本格的。

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釜山の屋台で買うホットックはけっこう油っぽくて(焼くんじゃなくて揚げてあったりする)、ナッツのトッピングがかかってたりしてけっこうヘヴィーなのだが、これは初めて食べたソウルのホットックに近く、美味♪

ミックスは他にもいろいろもあって、違うメーカーの黒ごま入りのも買っておいた。こっちも作るのが楽しみである。

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ネットで探すと日本にもいろいろ輸入されてる。同じのもあった。




なんと、作り方も翻訳されてるー。
5〜10分というのは捏ねる時間だったのか・・・。
てっきり発酵させる時間かと思ってた・・・。でも2,3分しか捏ねてないけど、ちゃんとできたよ。

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チョコクッキー [甘いもの]

クッキーを焼くのは、おおかた残りもの処理のためだったりする。
先日フルーツケーキにコーティングしたチョコの残りがあった。(手間だがフルーツケーキをチョコがけすると2倍は美味しくなるのでたまにやる。)
それを使い切るためにチョコクッキーを焼いたら、案外美味しかったので記しておく。

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材料(うろ覚えの箇所あり。再度作ったら書き直す予定):
チョココーティングの残り(ミルクチョコ+カカオマス+サラダ油少々) 50g
ショートニング 50g
きび砂糖 50g
卵 1個
薄力粉 100gくらい?
ミューズリ 40gくらい?
刻みアーモンド
刻みチョコレート

そもそもコーティングに使ったチョコ自体が余りチョコ。某社の株主優待品のミルクチョコを食べきれずに余らせていたのに、カカオマス(これも賞味期限切れ)を混ぜてビター度を高め、コーティングのためにサラダ油を少し混ぜて使った。

あと、最近はトランス脂肪酸なんたらで評判の悪いショートニング。ほどんど使った経験がなかったが、たまたまトランス脂肪酸フリーのオーガニックショートニングとやらが売っているのを見つけて、物珍しさで買った。これを使ってみたら、あらびっくり。カリッと歯ごたえのいいクッキーが焼けた。
チョコレートのカカオバターの作用もあるのだろうか? バターやマーガリンのクッキーとは違う食感である。油の違いでこんなに変わるんだなぁと思った。





クッキーの作り方は簡単。チョコを溶かしてショートニングを加えて混ぜ、砂糖も混ぜ、卵も混ぜ、ミューズリー、刻みアーモンド、刻みチョコレート、ふるった小麦粉を入れてまとめ、一口大にまるめて手で押しつぶし、オーブンで焼く。

暖かくなってきて、他にもいろいろ処理しなければいけない残りものがある気がする。寒い冬の間は家全体が冷蔵庫状態になって、食材の保管も気にしなくてよくて楽だったけど、気温があがると食べ物たちも変化しだす。急げ、急げ、のんびりしてるとすぐ夏になっちゃうよ。
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